4月から中朝間の船便一部再開
4月から中朝間の船便一部再開
中国ECサイトにて大同江ビールの販売再開が確認された。製造日は21年5月、6月が多く7月に輸入されたとみられる。
中朝貿易は中朝国境の封鎖により大幅に制限されている関係で、中国が輸入している大同江ビールの在庫が枯渇し、淘宝網では入庫待ち状態の販売店が多くなっていた。
中国側の輸入総代理店は、丹東中威工貿有限公司で封鎖前から変わらず、販売店は丹東、を中心に瀋陽や北京など複数確認できる。
再入荷された大同江ビールが貨物列車やトラックなどの陸路か、貨物船など海上輸送されたのか明確には不明であるが、丹東の中朝貿易関係者によると、4月頃から船便が一部再開していて、現在、北朝鮮から中国までの船便は、手続き含めおよそ1か月間かかっていると証言する。不定期に運行されている貨物列車への一般貨物積載は、まだ行われていないとみられる。