大川隆法氏の霊言「なんでトランプが日本語を(笑)?」
2日に死去した幸福の科学の大川隆法総裁について、中国の官製メディアは報じていないが、個人アカウントでのSNS投稿は確認でき、削除もされていない。
つまり、大川隆法氏や幸福の科学に関連する投稿自体は禁止されていないようだ。
当然ながら、幸福の科学を全面的に称賛するような投稿だと削除と投稿者は監視対象となる可能性は高そうだが…。
確認できる投稿には、大川隆法氏の霊言を説明するものがある。
「歴史的な偉人や現存する政治家などの魂や守護霊を呼び出して対話することを得意としていた。これは完全な茶番であり、幸福の科学は、日本では新興宗教として認められているが、他国ではオウム真理教と同様の危険なカルト集団だと認識されていた」などと米国の例を引き合いに紹介している。
さらには、「近年は極右政党を結党し、中国を敵視する政策で日本の反中国勢力の取り込みに力を入れていた」など幸福実現党の活動にも言及している。
また、別の投稿では、後継者候補を紹介したり、幸福の科学は映画も制作していることも伝えている。
これらに対して、「なんでトランプが日本語話しているの?(笑)」「守護霊?これのどこが科学?」「邪教が映画を…。日本はやばいね」「誰が幸せになるの?」「2000億円の遺産って金儲け集団だね」「日本は狂った神が多い」などが確認できる。
宗教活動を制限する中国政府は、邪教は国や社会を破壊すると繰り返し教育している。
幸福の科学は中国ではその邪教扱いされている。
より正確には、日本で宗教活動を認められている新旧ほぼすべての宗教団体は、中国では邪教扱いされていて中国での宗教活動は禁じられている。
「邪教を容認する日本政府はおかしい」というのが中国政府の見解だったりする。
中国共産党、政府の一貫した管理宗教政策は、中国社会と国民の命と安全を守るために正しい政策だと主張するために、邪教の脅威を度々強調して内政利用している。