献血活動で個人情報収集?
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に隠れてあまり報じれない新天地イエス教証しの幕屋聖殿(新天地イエス教会)。
教団名を名乗らず、宣教活動であることも伏せてK-POPや韓国文化に関心がある日本人をオンラインセミナーへ誘うという不切実な宗教活動を行っている。
先日、韓国や日本でのコロナ禍のオンライン宣教の実態について伝えたが、新天地イエス教会は、邪教認定されている中国でも宣教活動を再び活発化させているようだ。
中国SNSには、「韓国のカルト新天地の近況。献血活動やアンケートで個人情報の収集をしてる」という投稿が確認できる。
確かに新天地イエス教会の公式フェイスブックを見ると、WE ARE ONEやYouth ONというキャッチコピーで献血活動についての投稿が盛んに行われている。
中国でZoomが切断されるかも
新天地イエス教会は、中国では邪教=禁教なので表立っての宗教活動は一切できない。
しかし、中国で事実上一択しかないチェットアプリWeChat(ウィーチャット)には、新天地イエス教会のセミナー案内や教えがメッセージで密かに送られて水面下で活動していると画像付きで注意が呼びかけられている。
セミナーは日本同様にユーチューブのようだ。さすがに中国の動画共有サイトへアップロードしたらすぐに特定されて逮捕されるので、中国政府が削除できないユーチューブを使っているようだ。
しかし、中国でユーチューブを見るためにはVPN(仮想プライベートネットワーク)を使う必要があり、一般の中国人が使うのはハードルが高いのと、公安などにマークされるリスクも伴う。
そこまでリスク取って新天地イエス教会のセミナーを見るだろうか。
ユーチューブだと参加率が低いと判断したのか、最近はZoom(ズーム)を使ったセミナーが多くなっているようだ。
Zoomは現時点でも中国の一般回線からもアクセスできる。
しかし、中国政府は新天地イエス教会の宣教活動を理由にZoomを切断するかもしれない(中国政府は一方的に切断しても公には一切認めないが)。
カルトに甘い日本利用される
内モンゴル自治区の微博(ウェイボー)官製アカウントが今年1月6日、下記のような反カルトキャンペーンを行ったとことを伝えている。
私たちの周りのカルトに近づかないように。特に今回は、「全能神」「新天地教会」「法輪功」の3つの主要なカルトがどのようなウソをついて人々をだますか。これら3大悪カルトがどように邪教を広めているかの手口、実態を住民へ伝えた。
中国発祥の全能神は、2000年に邪教認定されたキリスト教系の新興宗教で、日本では全能神教会として活動している。
全能神は、打倒中国共産党を謳っていて、邪教認定されて20年以上が経過した今も中国で信者を増やしていると言われる。
新天地イエス教会は、2020年の韓国でのクラスター騒動以降、日本や中国など国外での信者獲得へかじを切ったとされる。
日本での新天地イエス教会関係者は韓国人が主流だが、留学生を中心に中国人も多いと日本のカルト活動報告サイトで紹介されている。
その中国人がカルトに警戒心が薄い日本から中国本土へオンライン宣教をしている可能性があるそうだ。