普段の10倍のアクセスを集めた中国SNS投稿
日本でも北朝鮮のフラッグキャリア「高麗航空」のカレンダーが注目されるなど美人客室乗務員(CA)が話題になることは多い。
中国でも同じように高麗航空CAは話題となっているようだ。
中国SNSへ19日に投稿された記事へ他の同アカウントによる投稿の10倍近い10万PVを超えるアクセス数が確認できる投稿があるので紹介したい。
古いがよく整備されている旧ソ連製
関連統計によると、中国には400以上の航空会社が存在する。今や中国人にとって飛行機を利用することは、手が届かないものではない。格安航空券であれば、高速鉄道(新幹線)よりはるかに安くなる場合も少なくない。
中国からの北朝鮮旅行は、国際列車か飛行機で訪れるが、国際列車のほうが安全だと信じている中国人が増えている。
北朝鮮には、高麗航空という1つの航空会社しか存在しない。国営企業である高麗航空が保有する旅客機数は20機未満である。
高麗航空の旅客機の多くは、旧ソ連製でアントノフやツポレフシリーズを保有する。近年ではロシア、ウクライナ製の後継機も導入している。
これらの航空機は、年季が入っているが、よく整備されており、中国と北朝鮮とで飛行には大きな違いはない。
CAだけでなく地上スタッフも美しい
さて、北朝鮮へのフライトでの最大の楽しみは、CAが非常に美しいことである。
一般的に多くの国のCAは美人ぞろいなのであるが、北朝鮮のCAのように純粋な自然美を兼ね備えたCAはほとんどいない。
金正恩時代となり、高麗航空CAの制服は変更され、ミニスカート、ノースリーブ(夏服)となり、その自然美がより強調されるようになった。
中国人男性が北朝鮮に行くと、誰もが例外なく高麗航空CAのとりこになってしまうのだ。
しかし、実は、北朝鮮ではCAが美しいだけではなく、空港の地上スタッフも美しい。
私たちの飛行機が平壌順安国際空港に到着した時、航空機を誘導する女性スタッフに乗客たちは目を奪われた。
彼女たちは制服を身にまとい、その動きは優雅でエレガントであり、女性的な美しさは非の打ち所がない。
一般の北朝鮮人は飛行機を利用できない
近年、新しくなった平壌順安国際空港は、とてもスタイリッシュでモダンな雰囲気に包まれている。
空港内の売店の店員もきれいな制服がとても似合っている。空港スタッフは識字率が高く、中国語と英語が話せる人も少なくない。
しかし、一般の北朝鮮人たちにとって、飛行機は縁がない存在だ。北朝鮮で飛行機を利用できるのは、高い地位を持つ一部の富裕層だけだからだ。
中国から平壌順安国際空港へ帰国した北朝鮮人たちが、空港で買い物のために大量の米ドルを取り出しているのを見たことがある。
彼らの胸に目立つバッジがなければ、私たち中国人と同じようなブランドの服を着ているので、彼らが北朝鮮人であるとはわからないだろう。
自然美の北朝鮮女性と人工美の中国人女性?
投稿者のプロフィールが正しければであるが、北朝鮮へ留学経験があると紹介している。
投稿者は、視点的に男性であると思われ、北朝鮮女性の非人工的な美しさに魅力を感じていることが読み取れる内容となっている。
ショップ店員の識字率はどうやって確認したのかなど、ツッコミどころは満載であるが、北朝鮮女性を自然美と持ち上げることで、相対的に中国人女性を人工美と皮肉ってるようにも思えてしまう。