どんな基準で禁止しているのか?

どんな基準で禁止しているのか?

コメント欄が封鎖されてグレーアウトしているウェイボー投稿

どんな基準で禁止しているのか?

 6月30日に北朝鮮から報じられた「重大事件」について、30日午後、中国SNS微博(ウェイボー)にシンガポールメディアの投稿が確認できる。確認してキャプションしたのは、日本時間午後7時なので、投稿は午後6時頃とみられるが、1時間ほどコメント欄を開放して閉鎖したのだろうか、54件と表示されるコメントは空欄となっている。いったい投稿1時間でどんな内容が書かれたのか気になるところだ。

 右側の投稿は、ベラルーシ理想社というアカウントで紹介文には、ベラルーシ最大の中国語コンサルタントサイトと謳っている。しかし、日本からのアクセスは禁止しているのか「このサイトにアクセスできません」となる。

 ベラルーシ理想社は、29日に金正恩(キム・ジョンウン)総書記が激痩せしたことを北朝鮮国民が心配していると朝鮮中央テレビが報じたという内容だ。こちらも30日午後7時に見た時点ではコメント欄がグレーアウトしていた。 

 いずれも中国官製メディアのアカウントによる投稿ではない。30日の重大事件は、中国官製メディアでも伝えたが、SNSへは投稿されていないようで確認できない。

 それにしても、どうぜコメントを禁止にするなら最初からNGキーワード「金正恩」を設定しておけばと思うのだが、中国当局やウェイボーは、どういう基準でコメント欄封鎖を決めているのか謎だ。

 最近の中国SNSは、動画が一瞬アップされても即削除されることが多く、日本のマスコミの中には、24時間ウォッチして見つけたら削除される前にコツコツと保存しているところもあるようだ。そのような動画が日本の地上波で中国ニュースとして流れる時代になっている。

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