丹東での中朝貿易への影響は?

丹東での中朝貿易への影響は?

該当男性が乗車した高速鉄道列車名など詳細な移動履歴を公開

丹東での中朝貿易への影響は?

 14日、中朝国境の街・丹東がある遼寧省大連は、南部の安徽省から大連を訪れていた中国人男性が新型コロナウイルスで陽性だったと発表し、男性の遼寧省での行動履歴が公表された。

 大連市疾病コントロールセンターによると、男性は4月26日、甘粛省蘭州から大連空港へ到着し、高速鉄道で遼寧省営口へ移動。6日ほど滞在し、5月1日に大連空港から安徽省合肥へ移動したという。

 男性が利用したフライト便名、タクシー乗車時間、高速鉄道の列車名、乗降した駅名まで詳細に公開されている。行動履歴を見ると男性は丹東周辺には立ち寄っていないとみられる。

 中国の報道は、男性が戻った安徽省の居住地区では大規模PCR検査を実施、大連でも15日、16日に開催予定だった第19回大連国際徒歩大会が延期となったと伝える。

 これらの情報は中国に駐在する北朝鮮関係者から本国へ報告されていると思われ、中朝貿易の本格的な再開へ影響を与えているとみられる。

 この報道が日本で報じられると、「狂気の沙汰としか言えない」「中国政府の権力を見せつけるための壮大なパフォーマンス」などの声の他、中国の徹底したコロナ対策を称賛するコメントも確認できる。

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