数日前から授業開始と24日報じる
数日前から授業開始と24日報じる
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は24日、北朝鮮・平安北道の新しい模範学校87校が数日前から授業を始めたと報じた。労働新聞では、新しい校舎や登校、授業風景とされる7枚の写真を紹介している。
韓国の聯合ニュースは、北朝鮮が新型コロナウイルスの影響で中止していた小学校から高校までの全対面授業を再開させたようだと伝えた。
特に中国に隣接し、新型コロナ流入リスクが高いとして、高い防疫体制を維持してきた平安北道での学校再開は、北朝鮮全体の防疫緩和を意味するものだと分析している。
14日、マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使が、ロシアのタス通信へのインタビューで「19日から(北朝鮮の)学校の授業再開も検討されるなど、規制緩和に向けた動きがある」と述べた内容とも一致する。
労働新聞や朝鮮中央テレビなどは、今月22日以前、家庭での教育、リモート学習について繰り返し伝えてきた。北朝鮮は中朝貿易の本格的な再開と連動し、国内経済活動も正常化させ始めているとみられる。