自動車乗り入れも再開
吉林省長春の旅行会社によると、新型コロウイルスまん延後、封鎖されていた中朝国境のイミグレーション圏河口岸(出入国審査場)が8日から通行再開されることがわかった。
人だけでなく、自動車での直接乗り入れも再開される見込みで、4日から受付が始まっつている。
琿春からは、北朝鮮の羅先特別市へ行くことができるが、4日から申請ができるのは、羅先に自社や居住地があったり、出張だったりなどビジネス目的に限るという。日本人が申請できるかの情報はない。
圏河口岸は、中国で2種類あるイミグレーションのうち、中国人を前提とした出入国手続きを行う2級に区分されている。
コロナ禍前から中国人は、ビザもパスポートもなしで琿春イミグレーションから羅先へ行くことができた。
羅先へ行くのにパスポートを使用しないとうことは、中国政府は出国と見なしておらず、国内移動の延長と扱われている。
なお、現時点では、遼寧省丹東対岸の新義州への渡航再開は決まっていない。
中朝関係筋は、中国人なら新義州も羅先と同様に中国国内移動の延長扱いで往来できるため、中国人向けの新義州への渡航再開も近日中に始まる可能性が高いと話す。
丹東から新義州へも貿易などのビジネス目的での渡航から優先的に解禁されるとみられる。